藤浪、退寮していた 1軍実績考慮された「特例」で年明けから1人暮らし
阪神・藤浪晋太郎投手(22)が16日、年明けから虎風荘を退寮し、一人暮らしを開始していることが分かった。高卒選手は退寮まで5年が規定となるが、藤浪の自覚やさらなるレベルアップも見据えた「特例」となった。
この日、高野球団本部長が、西宮市内の球団事務所で報道陣に対応。一昨年の契約更改の場でも話は出ていた中で、「彼の場合は1年前倒しさせて。あれぐらいの成績を残して自覚を持ってやっている。ステップアップにはいいんじゃないかと」と、4年間、1軍にいた実績を評価した上での措置だった。
「基本的に鳴尾浜はファームの選手の集まりで、1人別格なところもあって。4年でああなれば、こういうケースもあるんだなという。いい意味で」と他の選手への前向きな影響にも期待していた。