高山「未来のプロ野球選手のため」税金を 少年少女野球の環境整備願う
阪神・高山俊外野手(23)が18日、大阪市内の大阪国税局で行われた「確定申告PRイベント」に出演した。この日はパソコンを使用し、人生で初めて申告書類に自身の名を記入。一人の社会人として貴重な経験を積み、また野球を愛する子供たちを思った。
「未来のプロ野球選手のために、いい環境をつくってほしい」
納めた税金は次代を担う少年少女のために使ってほしい。「自分は何不自由なく、恵まれていたと思います」と自身の体験も踏まえ、より野球に集中できる環境づくりに思いをはせる。税の仕組みに触れたこの日、底辺拡大を目指す野球界の発展を願った。
午前中は鳴尾浜で自主トレを行い、キャンプインへ向けて調整。改めて、外野手部門でリーグワーストの6失策を記録した昨季を反省し「チームに迷惑をかけたので、今年はそういうことがないように」と力強く語った。2年目はプロ野球選手として、また社会人としても成長する。