阪神・鳥谷、レギュラー再奪取へ覚悟 遊撃以外でも「まずは試合に出ないと」

自主トレでティー打撃を披露する阪神・鳥谷敬=甲子園室内練習場(撮影・西岡正)
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 阪神・鳥谷敬内野手(35)が24日、甲子園の室内練習場で自主トレを公開。悲壮な覚悟で挑むプロ14年目のシーズンへ「しっかりレギュラーとして出られるポジション、そのポジションで勝負していきたいと思います」と力強く抱負を語った。

 昨季はプロ入り後、自己ワーストの28打席連続無安打に陥るなど、打率・236、7本塁打、36打点。7月24日・広島戦(マツダスタジアム)で5年ぶりにスタメンを外れその後、遊撃の定位置を北條に奪われてしまった。

 シーズン終了後、金本監督と面談を行った際には「ショートで勝負したい」と直訴。しかしこの日、鳥谷は「ポジションは自分が決めることではないので。しっかり自分が出られるポジションをつかんでいきたいです」と険しい表情で話した。

 通算2000安打に残り128本と金字塔への期待も高まるが「まずは試合に出ないと話にならないので」。遊撃へのこだわりが失われることはない。だがそれ以上に、レギュラー再奪取への強い覚悟を心に秘めている。

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