キャンベルよ、レアードになれ!食の好みは同じ!?いきなり「おすし食べたい」

 阪神の新外国人、エリック・キャンベル内野手(29)=前メッツ=が26日、成田経由伊丹空港着の航空機で来日し、「日本に来て興奮しています」と決意を新たにした。球団幹部は昨季、パ・リーグ本塁打王に輝いた日本ハム・レアードのような活躍を切望。打撃面だけでなく、チームのムードを高めるようなパフォーマンスにも期待大だ。

 無数のフラッシュを浴びながら、キャンベルが日本の地を踏みしめた。濃紺のパーカに身を包み、笑みを浮かべながら大荷物をカートに載せて歩く。「あまり睡眠は取れなかったですけど、日本に来て興奮しています」。ジャパニーズドリームをつかむ。柔和な表情の裏側には、熱い闘志が隠されていた。

 そんな男に、球団幹部は日本ハム・レアードのような活躍を期待。昨季、パ・リーグのホームラン王に輝いた爆発的な長打力。さらにはチームのムードを高め、ファンの心をわしづかみにするパフォーマンス。文字通り、タイガースを変えてくれるような大活躍を願っている。

 球団幹部は「レアードはいいよね。去年はやられたしね。愛されているしね」と期待を込めた。レアードは来日1年目の2015年に34本塁打を放ち、昨年はリーグトップの39本塁打。また、本塁打後に見せる「スシポーズ」が全国的に話題となった。阪神も昨年、札幌ドームでの3連戦で2本塁打を許すなど苦しめられた相手だ。

 バットでの活躍に加え、ムードを高める「一発芸」も大きな魅力。キャンベルはレアードと同じ年齢であり、三塁を守るところにも共通点がある。

 キャンベルはこの日、伊丹空港で「向こうではスシしか日本食を食べたことがないので、今はそれしか思いつきませんね」と本場のスシへの思いを告白。今後、キャンベル流の「スシポーズ」が飛び出すかも!?まずはバッティングでの結果が重要となるが、パフォーマンスも含めてファンから愛される存在になってほしい。新助っ人への期待は膨らむばかりだ。

 昨季、メッツでは40試合で打率・173、1本塁打、9打点ながら、3Aラスベガスでは83試合で打率・301、7本塁打、47打点と結果を残した。金本監督は「4番・三塁」での起用を示唆しており、勝負強い働きが求められる。戦いはこれから。日本最高峰の舞台で「阪神タイガース・キャンベル」の名を全国にとどろかせる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス