陽川は不動の4番 掛布2軍監督期待「右の大砲候補」に経験積ませる

 「阪神2軍春季キャンプ」(10日、安芸)

 阪神・掛布雅之2軍監督(61)が、11日から計7試合が予定されている練習試合で、陽川尚将内野手(25)を「不動の4番」として起用する方針を示した。期待を寄せる右の大砲候補に、主軸としての経験を積ませていく。

 2軍キャンプに参加しているメンバーの中では、圧倒的な打力がある。掛布2軍監督は、今岡2軍打撃兼野手総合コーチと確認しながらだとしつつも「まあ彼の4番というのは動かさないと思いますよ」と昨季のファーム2冠王を打線の核にする考えを示した。

 オーダー、打順は現段階で固まっていないという。唯一、背番号55の4番は動かさない。将は「こっちにいる1カ月、陽川には無駄にさせたくないんだよね。ちょっとこの7試合のゲームが楽しみだよね」と期待感を隠しきれなかった。

 掛布2軍監督は「ゲームでの体のキレっていうのはゲームでやらなきゃ出てこないんだよ」との見解を示す。だからこそ、陽川には「彼はちょっと時間がかかると思いますよ。打つとは思うけど、自分が納得するヒットっていうのはなかなか」と内容にこだわるよう求めた。

 チャンスは目の前にある。1軍定着を狙う愛弟子の打撃に、掛布2軍監督が熱い視線を送る。

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