岡崎VS原口ともに正妻へ躍動!岡崎2安打1打点 原口は盗塁刺した
「阪神紅白戦、紅組5-0白組」(11日、宜野座)
正捕手を争う阪神の岡崎太一捕手(33)と原口文仁捕手(24)が、そろって紅白戦で結果を残した。矢野作戦兼バッテリーコーチも「いい競争をしてくれたら」と目を細めた。
紅組で先発マスクをかぶった岡崎は、タイムリーを含む2安打1打点と課題の打撃で奮闘。金本監督が「守備はナンバーワン」と評するように、安定したキャッチング技術やリードで白組打線を三回まで無安打に封じた。
岡崎の後を受けてマスクをかぶった原口は、四回にショートバウンドで飛び出した高山を素早いけん制球で刺した。六回には二盗を試みた北條をきっちりアウトにするなど、不安視されていたスローイング面で好アピールを果たした。
「一つ段階を上がれた。これから普通にやっていける」と力を込めた原口。岡崎は「アピールしていかないといけない。オフの間にやってきたことを出せた」と手応えを口にした。開幕スタメンマスクをかけて、激しい争いが今後も続いていく。