糸井がオープン戦出場熱望 最終調整に「何試合か出たい」
「阪神春季キャンプ」(22日、宜野座)
右膝関節炎からの完全復活を目指す阪神・糸井嘉男外野手(35)が開幕前のオープン戦で3~5試合の実戦出場を熱望した。金本監督は“ぶっつけ本番”での開幕起用の可能性も示唆していたが、背番号7は「何試合か出たいです」。今後は全体練習に合流した後、慎重に状態を見極めながら臨戦態勢を整えていく。
3月24日から京セラドームでオリックスとのオープン戦が3試合予定されており、この辺りがXデーになるかもしれない。これまで「3試合、5試合で(開幕へ)行ったことはある」と話すように、やはり最終調整は実戦の中でやりたいのが本音だ。
「開幕に100%を持っていくのが最大の目標なので。それに出るか出ないかは今、判断できないです」
前日には福留の打球が右腕を直撃する“事故”に見舞われた。心配されたが、この日のフリー打撃では39スイングで9本の柵越えと問題なしをアピール。「まだ腰が入っていないですね」。糸井の歩みはゆっくりながら、着実に前進している。