糸井、初の外野守備で軽快!福留との右中間コンビも初披露

 「阪神春季キャンプ」(25日、宜野座)

 右膝関節炎からの完全復活を目指す阪神・糸井嘉男外野手(35)が25日、宜野座での残留組の練習で今キャンプ初めて外野の守備に就いた。投手陣のフリー打撃時に中堅に入り、軽快な動きを披露した。

 楽しそうに打球を追った。中堅で糸井が躍動感あふれる守りを見せる。途中から右翼を守った福留との“右中間コンビ”も初お披露目。「イメージは多少できた」。飛球をお見合いする場面もあったが、それはご愛嬌(あいきょう)。シーズンで相棒となる福留と守れたことも収穫だ。

 処理した打球は計24球。頭上を越えそうな打球をジャンプで好捕するなどして観客を魅了した。この日の守備には「ノン、ノン、ノン。球拾い」とニヤリ。ただ「僕から言いました。『球拾いをしてきます』と」。直訴しての中堅守備は調整が順調な証しだ。

 オープン戦での甲子園最終戦は3月12日の巨人戦。聖地での守備は、調整の関係でぶっつけ本番の可能性もある。それでも「守ります。打球捕とかで」。開幕まで少しずつ、確実に感覚を養う。

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