“ニュー西岡”快振 66スイングで安打性20本 掛布2軍監督も「さすが」
「阪神2軍春季キャンプ」(27日、安芸)
阪神・西岡剛内野手(32)が27日、今キャンプ初めて打撃投手を相手に屋外フリー打撃を行った。計66スイングで安打性の打球は20本。右打席では1本の柵越えも放った。10分間の打撃練習を見守った掛布2軍監督からは「新しい西岡を作り上げていく段階」と評価を受けた。
18日には屋外でマシン打撃を行ったが、この日は打撃投手役の筒井2軍守備走塁コーチを相手に、鋭い当たりを広角に打ち分けた。掛布2軍監督は「西岡らしいバッティングしてましたよ。さすがだよね」と称賛した。
左アキレス腱断裂から復活を期す背番号5。ケガを乗り越え、「新しい西岡」に変わることを待ち望む掛布2軍監督は、この日のフリーで“ニュー西岡”の可能性を感じた。
西岡の新境地について「彼の実績から考えれば形が変わる、変わらないはないと思うよ」と同2軍監督。技術的な部分は不変だが、8キロの体重減によって出てくるスピード感や精神面での成長を期待している。西岡が掛布2軍監督の後押しを受け、復活への歩みを進めていく。