ドラ7長坂、上々初マスク!二盗も刺した「緊張はほとんどなくできました」

 「オープン戦、阪神5-1巨人」(12日、甲子園球場)

 阪神ドラフト7位・長坂拳弥捕手(22)=東北福祉大=がオープン戦で初マスクを経験。「8番・捕手」で先発出場すると、能見、伊藤和の2投手をリードし、6イニングで1安打1失点と上々のデビューを飾った。

 「緊張はほとんどなくできました」と話した長坂は、能見について「特徴をつかみ切れてないけど『こんな感じかな』とリードしました」と、手探りながら4回中、3イニングの三者凡退を演出。

 六回には巨人・石川の盗塁を「いいところに投げられました」と見事に阻止。本番での強さを感じさせた。

 大学の先輩でもある矢野作戦兼バッテリーコーチは「若い捕手の競争の中に入ってくれれば」と一定評価。長坂も「まずは抑えられてよかった」と、今後へのきっかけとなりそうな結果に声を弾ませていた。

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