藤浪が心配!金本監督、開幕ローテ役割変わらずもWBC登板2回のみで状態懸念

 阪神・金本知憲監督(48)が16日、WBCで登板機会に恵まれない藤浪晋太郎投手(22)の状態を懸念した。開幕ローテの一人としての計算に変わりはないが、気が気でないといった状況だ。

 「心配やな(笑)。投げさせてくれとも言えないし。預けてる以上は。ちょっと投げてほしいよな。俺は不安。(大会でまだ2イニングは)少ないよな」

 藤浪が最後に登板したのは、10日の1次リーグ・中国戦。2回無失点と結果を残したが、2次リーグでは出番なし。3月に入ってからは1日の壮行試合・台湾プロ選抜戦で1回、5日の強化試合・オリックス戦で2回を投げただけで、中国戦を合わせてもわずか計5イニングの登板。首脳陣が頭を悩ませるのも無理はない。

 心配はしつつも、香田投手コーチは「そういうことも考えて、2月19日(練習試合・日本ハム戦)に5イニング投げさせた。いい経験をしてきてほしい。一回り、二回り大きくなって戻ってきてほしい」と期待。藤浪の帰国後に状態を確認した上で調整法を探る。

 「無理して投げさせることもないし、無理して休ます(投げさせない)こともないかなと思うし。投げれると言えば投げさせればいいんじゃないの。投げたいだろうから、あいつは」と金本監督。日本の快進撃を喜びながらも、右腕の状態が気がかりな日々となる。

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