メッセ3年連続開幕投手で「価値示す」 ジョンソン相手でも「関係ない」
阪神のランディ・メッセンジャー投手(35)が30日、翌日に迫った開幕戦で長いイニングを投げる意欲を示した。広島・ジョンソンとの投げ合いにも「相手は関係ない」と一刀両断。「自分のピッチングをして、ゲームの終盤までマウンドに立っていたい」と力を込めた。
3年連続4度目の大役を務める。「何度やっても光栄。味方にも、自分が価値あるピッチャーだということを示したい」と助っ投右腕。シーズンを占う意味でも、チームにとっても、右腕にとっても大事な一戦となる。
オープニングゲームを翌日に控えたこの日、マツダスタジアムで練習を行った。キャッチボールや投内連係などで軽快な動きを見せた虎投の大黒柱。「楽しみでしかない」と開幕マウンドを待ちわびた。
昨季のセ・リーグ王者が相手でも「去年は去年で、みんなスタートラインは一緒だから」と意識はしない。春季キャンプ、オープン戦を通して得た確かな手応えがある。「体も問題ないし、オフから調整してきたことは間違っていなかったということを証明したい」と語気を強めた。
スタートダッシュを決めたい-。開幕戦は「重要だよ」と右腕。昨年の中日戦は七回途中4失点で黒星を喫した。「チームに勝つチャンスを与えたい」と、今年こそ勝利に導くことを誓った。