阪神、16安打10得点で開幕白星 糸井が3安打3打点「死ぬ気で戦う」

開幕戦で勝利し、福留孝介(背番号8)らナインを迎える金本知憲監督(左端)=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 「広島6-10阪神」(31日、マツダスタジアム)

 阪神が16安打10得点を挙げ、開幕白星を挙げた。

 阪神は初回に高山、上本の連続内野安打と糸井の四球で無死満塁とし、福留の遊ゴロ併殺の間に1点先制。なお2死三塁で原口が左中間へ適時二塁打。三回には無死一、二塁で糸井が左中間へ2点適時二塁打。さらに鳥谷も効果的な中前適時打を放ち、メッセンジャーを援護した。また糸井は四回1死三塁でも一塁線を破る適時打と結果を出し、その後もさらに敵失などで加点した。

 六回以降、広島に追い上げられたが、福留が九回に1号2ランを放ち試合を決めた。高山、糸井、福留が猛打賞。

 先発・メッセンジャーは100球を超えた六回、守りのミスもあって広島打線につかまり降板も、援護に助けられ幸先よく1勝目を挙げた。

 3打点でジョンソン攻略の主役を務めた糸井は「いろんな意味で大事な、僕の中でも大事な中で活躍できてよかったです。すごい応援が熱い中で緊張しましたけど、必死で振り抜いてタイムリーになってよかったです。すごいピッチャーなんで若いカウントからいこうと思っていた。上本の進塁打とかすごく助かりました」と移籍初戦を振り返った。幸先のいいスタートを切り、今後について「一戦一戦、死ぬ気で戦うだけだと思っています」と話した。

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