プロ野球ワーストタイの乱戦に香田コーチは「判定?それは言えない」
「広島9-8阪神」(1日、マツダスタジアム)
9回までに両軍26四球を出し、1リーグ制時代の1937年9月12日の金鯱-ライオン戦に並ぶプロ野球ワースト記録となった広島-阪神の2回戦。ストライク・ボールの厳しい判定も重なった側面もあったが、阪神・香田勲男投手コーチは「それは言えないよ」と口をつぐんだ。
投手陣全体で9回までに13四球を与えたことに「みんな一生懸命やっているんだけど、四球もエラーみたいなもんだから。1人、1人が反省してやっていかないと」と語った香田コーチ。「きょうが初登板だった選手もいたし、次からはやってくれると思います」と選手の奮起に期待した。
七回に1死満塁から外角低めの厳しいコースを攻めながら、判定に嫌われて同点の押し出し四球を与えた藤川は「(判定が)厳しいというよりか、やり返さないといけないですね。カープに」と2日の第3戦での雪辱を誓った。