阪神 乱闘後に円陣「冷静に、野球で勝とうという話をした」
「阪神1-3ヤクルト」(4日、京セラドーム大阪)
阪神-ヤクルト戦で五回、両軍が入り乱れる乱闘騒ぎが起こった。
無死一塁で阪神・藤浪がボール2から、畠山に投じた3球目。スッポ抜けた球が畠山の顔付近を襲った。一度倒れ込んだ畠山が、マウンド方向へ。藤浪は帽子を取って謝ったが、一気に両軍が入り乱れての乱闘騒ぎとなった。この騒動で、先に手を出したヤクルト・バレンティンと、応戦した阪神・矢野作戦兼バッテリーコーチが退場に。両軍に警告試合が通達された。
乱闘でヤクルトベンチに猛抗議した阪神・高代ヘッドコーチは「選手が敵チームのコーチに対して暴力を振るうなんて、何をしとるんやと言った」と振り返った。
乱闘後の五回攻撃前にベンチ前で円陣を組んだ阪神・片岡打撃コーチは「ああいう小競り合いがあった後だっただけにね。冷静に、野球で勝とうという話をした」とその意図を説明した。