金本監督、乱闘!矢野コーチ突き飛ばしたバレに応戦「許せない」 大荒れホーム悔幕
「阪神1-3ヤクルト」(4日、京セラドーム大阪)
指揮官の怒りも勝利には結び付かなかった。五回、藤浪が畠山に与えた死球を巡って両軍入り乱れた乱闘騒ぎに発展。阪神・金本知憲監督(49)も騒動の輪の中で鬼の形相を見せたが、反撃は糸井のソロ一発だけに終わった。ホーム開幕戦も白星で飾れず3連敗。金本阪神2年目の2勝目は遠い。
腹の中でさまざまな感情が渦巻く。右腕の背信、怒り、追い付けずに敗れた悔しさ…。藤浪の乱れは敗戦につながり、怒りの連鎖までも導いた試合後、ベンチ裏での会見。金本監督は怒気を含めながら口を開いた。
「こっちも原口が当たってる(二回に死球)わけだから、お返ししてるわけじゃないし、勝負の中で当たったんだから」
五回だった。無死一塁から藤浪の3球目が畠山の左肩付近に直撃する。畠山がマウンドに少し歩み寄ったころで、両軍ベンチから選手が飛び出した。ホームベース付近に巻き起こった怒りの渦。三塁ベンチからバレンティンが飛び出したところで一気に熱を帯びた。
「そりゃ、横から不意打ちで(矢野コーチを)殴ってきたら許せないでしょ」
にらみ合いの中、突っ込んできたバレンティンが矢野作戦兼バッテリーコーチを突き飛ばしたところで感情が爆発。怒りの形相で金本監督がバレンティンに向かい、矢野コーチも跳び膝蹴りの形で飛びかかる。怒声が飛び交う大乱闘。最後は三塁ベンチに激しい口調で言葉を飛ばし、怒りを携えたままベンチに戻った。
結果的に矢野コーチとバレンティンが退場処分で、警告試合が宣告された。試合後、矢野コーチは「一番は晋太郎(藤浪)を守ることやから。その中でバレンティンが俺のところに来て、応戦してしまった」と冷静に振り返った。勝負にかける思いが凝縮されたような乱闘劇。そこから糸井の一発に加え、松田と藤川も好投したが…怒りの逆転といかなかった。
打線は、初対戦のブキャナンを攻略できずに、7安打1得点に抑えられた。「(糸井のソロ弾後の)松田と球児(藤川)がああいうピッチングをしてくれたから、あれを勝ちに結び付けたかった。今日はそれだけですね」。地元開幕の一戦を勝利で飾れず、3連敗となった。
前日、3日の誕生日は休日にもかかわらず、甲子園の室内で北條と梅野に打撃指導を行って過ごした。49歳最初の一戦は黒星でも、北條の2安打は明日への収穫。乱戦の末の敗戦にも、前を向き、次の勝利を目指すだけだ。
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