福留、4番の俺が打つ 復調へ打撃フォーム修正
阪神の福留孝介外野手(39)が11日、横浜スタジアムの室内練習場で調整し、復調への強い決意を口にした。前週の5試合で17打数1安打と低迷した4番。「俺が止めてしまっている。俺が打てばもっと得点できるだろうし」と明かした。
課題となっているのは打撃フォーム。指揮官は「左肩が下がって、バットが下がって、下から振り上げてしまう」と指摘した。本人も修正ポイントは把握しており「認識とゲームの結果が一致しないとまとまらない。ずっと練習できるわけではないし、試合に出てる以上、悪くても形としてやっていかないといけない」と力を込める。
開幕から上位打線が好調で、後ろを打つ原口、鳥谷も数字を残している。「1、2、3と5、6がいいのに、俺が止めてる」。本来の姿を取り戻せば、打線がさらに勢いを増す現状を理解している。
指揮官は「本人の修正力というか、ちゃんと直してくれるんじゃない」と信頼を寄せた。4番の復調が、貯金生活へ向けて欠かせない要素になる。