阪神3カード連続で初戦取る 岩貞が八回途中1失点で今季初勝利

今季初勝利を飾り、阪神・中谷と笑顔でハイタッチをかわす岩貞(中央)=ナゴヤドーム(撮影・飯室逸平)
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 「中日1-3阪神」(18日、ナゴヤドーム)

 阪神が中日に競り勝ち、カード初戦を取った。これで3カード連続で初戦に勝利。先発・岩貞が7回2/3を8安打1失点と好投し、3試合目の登板で今季初勝利を手にした。

 今季3度目の登板で初白星を挙げた岩貞は、「ようやく勝てました。ふがいない投球を繰り返していたので、またここから勝てるようにスタートしたい。(中10日と)期間をあけてもったので長いイニングを放るということだけを考え、ひたすら練習してきた。中谷のファインプレーにも助けられた。粘っていれば点を取ってくれると信じていた。完投が理想なので僕ら先発陣はそれを目指していきます」などと語った。

 試合は五回、2死一、二塁から左前適時打で先制。直後に追い付かれたが、八回だ。代わったばかりの岩瀬との対戦。糸井がこの日3安打目となる左前打で出塁した。続く原口が一塁線を破る二塁打で無死二、三塁。ここで今季初スタメンの中谷に打順が回った。

 2-2から6球目。外角131キロのシュートを右方向に運んだ。右翼フェンス付近の飛球で、三走糸井が悠々と生還。勝ち越しのホームを踏んだ。さらに2死一塁から、4試合ぶりのスタメンとなった北條が、右中間を深々と破る適時三塁打。この回、リードを2点に広げた。

 八回、2死三塁でマテオが救援。無失点で切り抜けると、九回はドリスが締めて7セーブ目だ。鳥谷敬1766試合連続出場を果たし、歴代2位の金本監督に並んだ一戦。偉大な記録をナインが勝利で祝福した。

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