阪神・青柳、同点弾浴び無念の降板 6回まで無失点も
「中日-阪神」(20日、ナゴヤドーム)
先発した阪神・青柳は、6回2/3を投げて5安打3失点。勝利投手の権利を手にして迎えた1点リードの七回、平田にソロ本塁打を浴びると、2死一、二塁の場面で交代を告げられた。
3ボール1ストライクから4球目。内角低めのツーシームを狙われた。左翼スタンド中段に飛び込む同点アーチを被弾。ここまで無失点の好投を続けてきたが、1球に泣いた。
ただ、序盤から安定した投球だった。課題とする初回、京田をチェンジアップで空振り三振に。続く荒木はスライダーで3球三振に斬って取った。前回15日の広島戦では3回6失点(自責3)KO。初回から制球が定まらず、4四死球に自らの失策が絡むなど自滅した。
この日はストライク先行の105球。降板時には三塁側スタンドから拍手を送られるなど、中4日の背水登板できっちり修正し、先発投手としての役割を果たした。
ただ、試合は2番手の桑原が連打を浴び、2点の勝ち越しを許した。