インフル離脱の藤浪、本格練習再開 自宅静養「何より苦痛」
背番号19の元気な姿があった。インフルエンザA型に感染し、休養していた阪神・藤浪晋太郎投手(23)が20日、鳴尾浜での練習に復帰した。
「昨日、一昨日と甲子園で一人で動いていました。(熱も最高で)37度6分とかで、そんなに出てないです」。
午前中には、キャッチボールやランニングで汗を流し、午後からはフィールディング練習に参加。大阪桐蔭の先輩・西岡と談笑するなど、終始リラックスした表情だった。
最もつらかったと語ったのは、自宅静養の時間。「休日でも外に出るタイプなので、家でゆっくりすることが何より苦痛でした」と明かし、DVDを見たり、ゲームをしたりして過ごしていたという。
「ローテを飛ばしてしまったのが悔しい。来週には(出場選手)登録する予定と聞いたので、そこに合わせてできたらいい」。最短で26日のDeNA戦(甲子園)から再登録が可能。投手陣の柱である若き右腕が早期復帰へ歩みを進めていく。