糸井、250盗塁は聖地で決める 節目あと3「マジで?頑張ります!」
阪神・糸井嘉男外野手(35)が24日、残り「3」と迫る通算250盗塁達成に意欲を見せた。25日から始まる6連戦は本拠地開催。快足とデータを融合させ、聖地を訪れたファンに雄姿を届ける。
通算247盗塁は歴代45位。節目の数字まであとわずかだ。報道陣からそのことを伝えられた糸井は「マジで?頑張ります!」と力強く宣言。快足で鳴らした先人たちと同じ領域に足を踏み入れる記録到達へ意気込みを示した。
昨季は自己最多の53盗塁で盗塁王を獲得した。極意はしっかりと心得ている。相手投手の研究は「それは、もちろんね」と糸井。俊足だけではなく、相手のクセを見抜き、絶好のスタートが切れるからこそ、史上最年長盗塁王として球史に名を刻むことができた。
ベストコンディションではない。今年の春季キャンプ直前に「右膝関節炎」と診断。糸井も「膝がね…」と患部を指し、苦笑いを浮かべる。それでも、今季すでに2盗塁をマーク。右膝の状態を気に掛けつつも、思い切ってスタートを切るつもりだ。
4月を締める聖地6連戦。糸井が甲子園で250盗塁を成し遂げ、自身とチームにさらなる勢いをもたらす。