上本痛ッ!打球処理で右足首捻挫 登録抹消?金本監督6日に判断
「阪神8-5広島」(5日、甲子園球場)
阪神の上本博紀内野手(30)が5日、甲子園で行われた広島7回戦で右足首を痛めて途中交代。尼崎市内の病院で精密検査を受け、右足首の捻挫と診断された。ただ重傷ではないもようで、出場選手登録を抹消するか否かは6日の午前中に判断する。
グラウンドで起き上がれない上本の姿に、スタンドがざわついた。一回の守備。1死から安部が放った一、二塁間への打球に対し懸命に腕を伸ばした。グラブの先で捕球し、体を半回転させて一塁へ投じたが、その際に右足首を強くひねったとみられる。
自力で起き上がれず、担架でベンチ裏へ搬送。そこから車いすに乗せられて、尼崎市内の病院へと向かった。ただ長期離脱となるような重傷ではない見通しで、金本監督は「長引きそうか?」の問いに「そうでもないみたいな…。ちょっと明日になってみないと分からないけど。明日、様子を見て判断します」と語った。
開幕からこれまで全試合でスタメン出場。しぶとい打撃で打率・300をマークし、2番打者として機能していた上本。出場選手登録を抹消される事態になれば、チームにとっては大きな痛手だ。