真鍋球審がリプレー検証について説明 セーフからアウトに判定覆る
「阪神12-9広島」(6日、甲子園球場)
阪神が1点を追う七回にリプレー検証で判定がセーフからアウトに覆るシーンがあった。
1死一、二塁から阪神・鳥谷の二ゴロを広島・西川がファンブルする間に、二塁走者の江越は一気に本塁へ突入。バックアップしたショートの田中がすぐさま本塁へ転送したが、頭からホームへ飛び込んだ江越の手が早く、真鍋球審はセーフの判定を下した。
スコアボードにも同点となる1点が刻まれたが、直後に審判団がマウンド付近へと集まり、球場内の一室でリプレー検証へ。約15分もの協議の末、判定はアウトへ変わった。責任審判の真鍋球審は「結果が出るまでに時間がかかった。言えることはそれだけです」と説明するにとどめた。
映像を見ると捕球した石原のミットが頭からホームへ滑り込んだ江越の足に当たっているように映っていた。角度を変えながらの検証を繰り返し、最終的にジャッジを下した。