ゴールデン梅野V撃 3戦連続ヒーローインタビュー「やりましたあ!」
「阪神12-9広島」(6日、甲子園球場)
大歓声に乗って、ヘッドスライディングで三塁へ飛び込んだ。大逆転劇を締めくくる決勝の2点三塁打。阪神・梅野が3日連続のヒーローインタビューで力強く叫んだ。
「今日もやりましたあ!!」
糸原の適時打で9点差を追いついた直後の七回2死一、二塁だった。「健斗の姿を見て気迫をもらった。ああいうところで消極的になっちゃいけないと思った」。初球に狙いを定め、薮田の151キロを振り抜いた。右中間を破って三塁に到達すると、黒土を払うことなく高代三塁ベースコーチとハイタッチ。最高の笑顔を見せた。
五回1死三塁は、0-9から逆転への口火を切る中前適時打も放った。4月中旬は不振だったが、ゴールデンウイークに入ってから一気に調子を上げている。
4日・ヤクルト戦からの3試合で13打数8安打で打率・615、8打点。片岡打撃コーチが「ゴールデン梅野というか、ラッキーボーイやね」と驚く活躍ぶりだ。
7日からは首位固めを狙う。「明日も勝ってこのお立ち台に上がれるように、みなさん明日もまた来てください!」。このまま突っ走る-。満員のスタンドに約束するように、声をはずませた。