今秋ドラフト有力候補に“地元枠”で報徳学園・篠原 強肩強打の捕手
阪神が今秋ドラフトへ向け、センバツで4強入りした報徳学園・篠原翔太捕手(3年)をリストアップしていることが15日、分かった。ここ数年、お膝元でもある兵庫県出身の選手を“地元枠”として獲得しており、その有力候補の1人として注目している。
球団幹部は「地元というのは選手を獲得する上で一つの要素になる。同じ力量で兵庫と他地区というのであれば、地元を優先するという考えになる」と語った。一昨年のドラフトでは養父市出身の坂本をドラフト2位で指名。昨年は3位で須磨翔風の才木を指名した。もちろん素質を最重視しての獲得だが、地域性という要素も少なからず含まれている。
篠原は強肩強打の捕手で、4番を務めた今春センバツでは16打数8安打をマーク。得点圏での勝負強さも光った。本人は夏の大会終了後にもプロ志望届を提出するか否かの決断をする考え。梅野、坂本らに次ぐ世代の捕手を育成するため、今後もマークを続けていく。