阪神が投打で圧倒 3連勝で貯金「11」 秋山完投 金本監督「目先の試合を勝っていく」
「阪神8-1中日」(16日、甲子園球場)
阪神が投打で中日を圧倒して3連勝、貯金を「11」に伸ばした。
阪神は初回2死二、三塁から、中谷が左越えに5号3ランで先制。五回には2死満塁から糸原が左翼線に走者一掃の3点適時二塁打で加点した。六回には2死一塁から、糸井が右越えに5号2ランを放った。
先発の秋山は、今季チーム初完投勝利で3勝目を挙げた。9回6安打12奪三振1失点の好投は、新人時代の2010年9月12日・ヤクルト戦(甲子園)以来7年ぶり2度目の完投勝利だった。
金本監督は「いつも通り、秋山らしく低めに集めていた」と称賛。チーム初完投には「ちょっと遅いですね」と笑いながら「やっとというか、先発の6番手に入ったピッチャーが完投してうれしい」と喜んだ。5月は9勝2敗で貯金も11と伸ばし「もう今は貯金を増やしていくことしか考えてないので。もうみんなで若手もベテランも含めて、目先の試合を勝っていく。しっかりした野球をやっていくということしか考えていないので」と勝ち続けることを誓った。