藤浪 ヤクルト中村にドスン 因縁の一戦で場内騒然

2回ヤクルト2死一塁、ヤクルト・中村悠平に死球を与え、帽子を取って謝罪する阪神・藤浪晋太郎=神宮(撮影・高部洋祐)
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 「ヤクルト-阪神」(20日、神宮球場)

 阪神の先発・藤浪が二回、2死一、二塁の場面で中村に死球を与え、場内が一時騒然となった。

 1ストライクから2球目、内角を狙った直球がすっぽ抜けたような形で、中村の左脇腹に付近直撃。中村は顔をしかめながら、一時ベンチで治療を施した。

 藤浪は今季初登板となった4月4日の同戦(京セラドーム)で、畠山に死球を与えて乱闘騒ぎが勃発。2人の退場者が出るなど荒れた試合となっていた。試合は2死一、二塁のピンチとなったが、大引を遊ゴロに打ち取って無失点で切り抜けた。

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