虎の球宴! ファン投票中間発表12球団最多の5部門トップ
「マイナビオールスターゲーム2017」(第1戦=7月14日・ナゴヤドーム、第2戦=同15日・ZOZOマリンスタジアム)のファン投票の中間発表が22日から始まり、セ・リーグ首位の阪神は12球団最多の5部門でトップに立った。人気、実力を含めた一流の選手たちが集う球宴。虎戦士がこのまま得票数を伸ばし、2017年の夢舞台を“ジャック”する。
首位を快走するチーム状況をそのまま映し出す結果だ。虎戦士が中間発表で12球団最多の5部門でトップを占めた。ペナントレースを戦っていく上でもファンの後押しは強力な“援護射撃”だ。
好調の投手陣からは試合終盤を支えるドミニカンコンビが1位に名を連ねた。中継ぎ投手部門で1万4772票を集めたマテオ、抑え投手部門で2万4184票を獲得したドリス。それぞれセ・リーグでホールド王、セーブ王と結果を残し、ファンの心をつかんでいる。
異国での球宴出場の前にやるべきことがある。23日からの巨人戦(甲子園)に向けては口をそろえて「相手のユニホームも変わるし、3連勝したいね」と意気込む。まずは目の前の試合に集中し、これまで同様チームを支え続ける。
開幕5連勝をマークしたメッセンジャーも先発投手部門で2位に付ける。さらに、マークシートに名前が記されていない選手もランクインする。17イニング連続無失点中の桑原が6854票で中継ぎ投手部門4位。今季虎投唯一の完投勝利を挙げるなど、成長著しい秋山も先発投手部門8位に入った。
野手でも3選手がトップに立つ。捕手部門は盗塁阻止率1位の梅野。三塁手部門で打率・306と昨季の不振から復活を遂げた鳥谷。そして、両リーグ最多得票数を誇る外野手部門の糸井だ。現在の金本阪神になくてはならない選手がそろって票を集めている。
昨年のファン投票選出はルーキーの高山1人という寂しい結果だった。今年はチームの勢いそのままに、大量選出の可能性も十分だ。多くのタテジマ戦士がファンの支持を得て、夢舞台で大暴れする。