阪神 秋山は7回1失点で無念の降板「悔しいです」
「阪神-巨人」(23日、甲子園)
阪神の先発・秋山が七回に代打を送られた。7回を投げ5安打1失点でマウンドを降りた。それでも113球の熱投で、先発として仕事をきっちり果たした。
七回、6番・石川に右中間への二塁打を許し、続く中井は敬遠ぎみの四球。2死からピンチを招くと、8番・小林に右翼へ適時二塁打を浴び、1点を失った。それでも9番・菅野を遊飛に抑え、最少失点で切り抜けた。「球数をしっかり使うことで、なんとか粘り強く投げることができましたが、少しボールが高くなってしまい、失点を許してしまった7回の投球が悔しいです」と反省の言葉を口にした。
それでもカード頭を任される投手の役目は果たした。6回までに得点圏に走者を背負ったのは一度だけ。巨人打線を抑え込んでいった。それでもこの日は打線が沈黙。好投を見せた右腕を援護することができず、無念の降板となった。
菅野との投げ合いは、今季2度目。前回登板となった9日は、7回6安打2失点。巨人のエースに投げ勝ち、今季2勝目を挙げていた。