阪神・糸井ようやく出た 移籍後初1番で29打席ぶりH

1回、中前打を放つ阪神・糸井嘉男=甲子園(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-巨人」(25日、甲子園球場)

 阪神・糸井嘉男外野手(35)が29打席ぶりに快音を響かせた。阪神移籍後、初の1番に起用された糸井は、初回に巨人・大竹から中前打を放ち、自己ワーストの28打席連続無安打を断ち切った。糸井は続く上本の左中間を破る適時二塁打で先制のホームを踏んだ。

 この日は阪神移籍後初、昨年10月1日の楽天戦以来の1番で出場。初回、巨人先発・大竹寛に対して1-1からの3球目。144キロの直球を中前に運んだ。

 16日・中日戦(甲子園)の第4打席に5号ソロを放ってから快音がストップ。23日・巨人戦(甲子園)での4打数目に空振り三振に倒れて、24打席連続無安打となり、自己ワーストを更新していた。打撃不振に苦しんでいたが、1番起用が的中した形となりトンネルを抜ける一打となった。

 先制打の上本は「打ったのはシュート。追い込まれてしまいましたが、コンパクトにバットを出すことができました。先制することができてよかったです」と振り返った。

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