鳥谷1795試合連続出場 金本監督、衣笠氏も死球で記録ストップの危機乗り越える
「阪神-巨人」(25日、甲子園球場)
阪神・鳥谷敬内野手が鼻骨骨折しながら六回に代打で出場。連続試合出場記録を1795試合に伸ばした。
これまで連続試合出場の危機に直面した選手の中で、金本知憲監督は現役時代に連続試合フルイニング出場の日本記録目前の2004年7月29日・中日戦(甲子園)で左手首に死球を受け軟骨損傷と診断された。欠場の危機に直面しながら同30日・巨人戦も「4番左翼」で先発出場。左手をかばいながら2安打を放ち、当時、三宅秀史氏がもっていた日本記録700試合連続フルイニング出場にに王手をかける699試合とした。危機を乗り越えた金本監督は、1492試合連続フルイニング出場の世界記録を打ち立てた。
2215試合連続試合出場の日本記録保持者である衣笠祥雄(広島)は、1979年8月1日・巨人戦(広島)で死球を受け、左の肩甲骨骨折と診断された。ここで記録ストップかと思われたが、同2日・巨人戦(同)で代打で登場。3球三振に倒れたが、フルスイングを披露したファンから声援を受けた、衣笠は現役引退まで試合に出場し続けた。