藤浪抹消 プロ5年目初の不振で2軍降格…福原コーチと話し合い一からやり直す
阪神・藤浪晋太郎投手(23)が27日、出場選手登録を抹消された。26日のDeNA戦(甲子園)で六回に制球を乱し、6安打4四球3失点で降板。今季は40回2/3を投げ、リーグワーストの36与四死球など制球難が目立っていた。4月のインフルエンザ発症による登録抹消以来、今季2度目の降格で、不振による2軍降格はプロ5年目で初めてのことだ。
この日は鳴尾浜での2軍残留練習に参加。軽めのランニングや、体のケアに努め、練習の合間には福原2軍育成コーチと話し合う場面も見られた。
藤浪は練習後、「バランスであったり、福原さんといろいろ話しながらやっていきたい」と淡々とした口調で話した。今後の調整法については「投げることがメインになると思うけど、ブルペンだけとも限らない。キャッチボールだったり、遠投だったりいろいろあると思うので」と説明した。
「本人もやりたいことがあると思うし、この期間を有効に使えればいい」と福原2軍育成コーチ。チームが優勝するためには藤浪の力が必要なのは間違いない。しかし今は、焦らず一からやり直すしかない。