藤浪6月3日の2軍中日戦登板 「結果しかない」プロデビューの地・安芸で復肩や!
2軍降格となった阪神・藤浪晋太郎投手(23)が、6月3日のウエスタン・中日戦(安芸)に先発することが28日、決定した。“自身デビュー戦”の地である安芸市営球場。思い出の地で再出発する。
2013年3月2日。オリックスとの練習試合で黄金ルーキーが実戦初登板を果たした。2回を1安打無失点。大器の片りんを見せつけ、同年は10勝6敗、防御率2・75の成績を残した。セ・リーグ高卒新人投手の2桁勝利は、江夏豊以来46年ぶりのことだった。
藤浪にとっては再スタートの登板となる。4年前、プロとして初実戦を踏んだマウンドに立つ。「結果しかないんで、そこでしっかり投げられるように」。猛虎のエースとして君臨しなければならない男は、必死で結果と内容を追い求める。
甲子園球場で行われる6月10日の同ソフトバンク戦での登板も決まった。確固たる軸を取り戻すためにサビを落とし、自らを磨き上げる。