原口「結果残す」 金本監督の猛ゲキに応える
2017年の「日本生命セ・パ交流戦」(30日開幕)の開幕記者会見が29日、都内で行われ、阪神・原口文仁捕手(25)ら6球団の選手が参加した。
交流戦は一昨年から18試合制でセ・パ両リーグが通算勝利数を競う形式となった。最高勝率球団への500万円に加え、勝ち越したリーグの球団は順位に応じて100万円から1000万円の賞金が贈られる。過去2年はソフトバンクが最高勝率を残した。勝ち越したリーグはドラフト会議のウエーバー優先権も得ることになる。
原口がセ・パ交流戦で、金本監督の猛ゲキに応える活躍を誓った。30日からまずはZOZOマリンでロッテとの3連戦。昨季3連敗を喫した相手に雪辱を誓うとともに、交流戦を勝ち越してその先のリーグ優勝を狙う。
「もちろんその通りだと思いますし。僕は結果を残さないといけない立場。どんな形でもいいので、少しでもチームに貢献したい」
会見後、神妙な表情で抱負を語った。28日のDeNA戦。原口は得点圏で結果を出せず、金本監督から「そうそうチャンスはないよ」と、4番の中谷と名指しで奮起を求められた。自身も昨季ロッテ戦では6月9日の第3戦で左手を負傷。途中交代するなど悔しさを忘れてはいない。
「千葉で苦い思いをした。今年は違うぞというのを全体で見せたい」。昨季は7勝11敗と負け越した交流戦が、チームに、そして自身にとっても今後を占う18試合になる。「まずは初戦を取れるように。しっかり交流戦を勝ち越して、優勝を目指して頑張りたい」。千葉から反撃が始まる。