阪神 岩貞は七回途中1失点で降板、1軍復帰戦で結果残す
「交流戦、阪神-日本ハム」(2日、甲子園球場)
先発した阪神・岩貞が6回1/3を投げて3安打1失点。1点のリードを守って降板した。
七回、先頭のレアードに中越え二塁打を浴びると、大田の二ゴロで1死三塁。球数も100球を越え、首脳陣はここで継投を決めた。代わった桑原が大野に左前適時打を浴び、1点差。それでも後続を断ってリードを守った。
七回途中降板となったが、岩貞は試合を作った。初回、西川、杉谷を連続三振に抑えると、近藤の四球を挟んで4番・中田との対戦。外角のチェンジアップで右飛に斬って波に乗った。六回、先頭の西川に左前打を浴びると、杉谷に犠打を決められて1死二塁。この日初めて得点圏に走者を背負ったが、近藤を左飛に、中田を中飛に斬ってピンチを脱した。
開幕からなかなか調子が上がらず、5月19日のヤクルト戦(神宮)では5回3失点で3敗目。降板後に無期限降格を告げられた。2軍戦登板を経て、この日が1軍戦の復帰登板。結果が求められる一戦で仕事を果たし「たくさん課題はありますが、マウンドにあがったらとにかくしっかりゲームを作れるように、気持ちを込めて必死に投げました。7回の途中までしか投げることができませんでしたが、今やれることはできたと思います」と振り返っていた。