セーブ王ドリスがまさか大乱調…久々のセーブつく場面で3失点

 「交流戦、阪神2-4日本ハム」(2日、甲子園球場)

 ぼうぜん自失のまま、阪神・ドリスはマウンドを降りた。1点リードの九回、まさかの3失点を喫した。「ちょっと間隔が空いていたこともあるけど、自分の投球ができなかった」。リーグ最多の17セーブを誇る右腕は、そう言って肩を落とした。

 先頭のレアードに遊撃内野安打を許すと、続く大田をストレートの四球で歩かせ逆転の走者を出した。犠打後、中島には同点のスクイズを決められ、続く代打・松本に勝ち越しの左翼線2点二塁打を浴びた。

 セーブがつく場面でのマウンドは5月21日のヤクルト戦以来。調整登板はあったものの、久々の緊張感に自分を見失い、勝ち試合を壊した。「次の試合では自分のやるべきことをしっかりやる」。守護神はそう力を込め、必死に前を向いた。

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