阪神ドラ2小野7回1失点 プロ初勝利お預けも交流戦明けに期待

6回、先制を許した小野(左から2人目)のもとに集まる阪神ナイン=甲子園
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 「交流戦、阪神-楽天」(18日、阪神甲子園球場)

 阪神のドラフト2位・小野泰己投手(富士大)がプロ入り後最長の7回を投げて降板した。失点はわずかに「1」。球数も98球と少なく、打たせて取る投球で先発の役目を果たした。

 制球力が安定して優位に進めた。序盤は走者を背負いながらも併殺打などを有効的に奪い、ピンチを切り抜けた。六回にこの日唯一の四球をきっかけに1点を失ったが、落ち着いた投球を披露。プロ5戦目のマウンドで確かな成長を見せた。

 七回に打席が回ったところで代打・伊藤隼を告げられた。1点を追いかけ反撃したいところだったが、楽天先発・岸の前に無得点が続いている。プロ初勝利はまたもお預けとなったが、交流戦明けのペナントレースに期待が高まる好投だった。

 なお、0-1の八回のマウンドには左腕の高橋が上がった。

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