メッセンジャー、広島戦全カード投入も 球宴まで中5日基本線でフル回転
鯉倒ローテや!!阪神のランディ・メッセンジャー投手(35)が、首位・広島との残り6カード全てに登板する可能性が21日、浮上した。まずはリーグ戦再開となる23日の同戦(マツダ)に先発予定。以降、中5日を基本線にエースをフル回転させる。
シーズンは残り79試合。逆転優勝に向けての青写真が見えてきた。首位・広島とは3ゲーム差。直接対決は残り6カード、16試合ある。現在6勝3敗と勝ち越してはいるが、後半に進むに連れて1試合の重要度が増す。カギを握るのは、エースのメッセンジャーだ。
この日は23日の広島戦を前にブルペンに入って調整した。香田投手コーチは登板順について「調子のいい選手を優先的に」と説明し、続けて球宴前の中5日起用にも言及。29日の中日戦、7月5日のDeNA戦と続き、最後は中6日で12日の中日戦に先発する流れだ。
「(球宴前までの登板が)4試合の人を作るかどうか。2試合になる人も出てくる。力の差、安定度を平均してみながらやっていく」
間隔を詰めることで、球宴明け直後の7月17日からの広島3連戦での登板が可能になる。9月まで週前半に組まれている直接対決を意識したローテ再編だ。香田コーチは「実績、経験がある。ブルペンの内容、バランスも非常によかったよ」と続けた。助っ人エースが勝利を手繰り寄せる。