阪神は2点ビハインドで降雨ノーゲーム 四回途中KOの能見には救いの雨

4回途中、降板し、帽子から雨水を落としながらベンチに戻る阪神・能見篤史=マツダスタジアム
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 「広島-阪神」(24日、マツダスタジアム)

 広島が2点を勝ち越してなおも攻撃中の四回2死一、二塁で、約1時間の中断を経て、降雨ノーゲームとなった。

 先制したのは阪神。二回2死から鳥谷が左前打で出塁すると、続く糸原が右中間への先制適時二塁打。さらに梅野がフルカウントから左中間への適時二塁打を放ち、3連打で2点を先制した。

 その裏、広島が同点に追いつく。先頭の鈴木が左前打で出塁。その後2死三塁となり、西川が左中間適時二塁打。さらに、会沢の右二塁打で西川が生還し、2-2の同点とした。

 三回には丸が勝ち越し適時打を放った。無死一、三塁の好機で、しぶとく一、二塁間を破った。「打ったのはチェンジアップ。粘り強く何とか食らいついていきました」と振り返った。

 しかし、阪神は1点ビハインドの四回。中谷、鳥谷の連続中前打から糸原が四球を選んで無死満塁。ここで梅野が右翼への同点犠飛を放ち試合を振り出しに戻した。

 その裏の四回、広島が再び勝ち越しに成功。西川、会沢の連打と死球で1死満塁とし、ここで菊池が押し出し四球。続く丸が左犠飛を打ち上げ、2点を勝ち越し、阪神・先発の能見をKOし、藤川への交代が告げられたところで雨脚が強まり、15時53分から試合中断に入った。

 先発した阪神・能見は3回2/3を7安打5失点で、広島の薮田は4回6安打3失点で交代した。

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