阪神、新助っ人ロジャースに一本化 今季3A66試合で8発32打点
新外国人野手の獲得に動いている阪神が26日、獲得候補をパイレーツ3Aのジェイソン・ロジャース内野手(29)に一本化したことが分かった。すでに交渉を行っており、早期の合意を目指している状況だ。
ロジャースは10年のMLBドラフトでブルワーズに入団。メジャーでは通算117試合で打率・258、4本塁打という成績だが、マイナーでは通算83発を記録。今季はここまでパイレーツ傘下3Aのインディアナポリスで66試合に出場して打率・285、8本塁打、32打点。力強い打撃はもちろん、逆方向への打球が多いことも魅力の一つだ。
また、今季は主に一塁を守っており、一塁を守れる右の強打者という阪神の補強ポイントとも合致する。球団関係者もロジャースに関して「候補の一人」と話しており、スムーズに交渉が進むように、細部を詰めている段階だ。夏場の戦いから勝負の秋に向け、起爆剤としての期待がかかる。