金本監督熱望「はよ来て欲しいわ」 新助っ人ロジャース、来週中にも来日へ
阪神の新外国人候補のパイレーツ傘下3Aのジェイソン・ロジャース内野手(29)が、正式な契約合意発表後の来週中にも来日することが30日、分かった。この日、阪神・四藤球団社長がその方向性を明かした。
「ほぼ(加入は)決定しているけど、向こうの労使協定の関係でまだ正式に発表できない」と説明。来日は7月上旬かとの問いに対して「それぐらいじゃないか」と答えた。
すでに週明けにも契約合意に達する可能性が明らかになっていた中、この日、アメリカの野球サイト「パイレーツ・プロスペクツ」の記者も、簡易投稿サイトのツイッターで、阪神とロジャースの契約が正式に決定したことを投稿。四藤社長も話したように、あとは正式発表待ちという状況に間違いはない。
またこの日、名古屋から帰阪する際に金本監督がロジャースに関して言及。「それにしても、はよ来て欲しいわ(笑)変わり目が欲しいね。(守備は)あの体形では一塁しか無理やろうな」と一塁での起用を想定し、早期の合流を熱望した。
「原口とか中谷、北條あたりが(打率)2割8分から3割、(本塁打)10本ぐらい打っていたら現場もフロントも外国人を取ろうとはしていないわけだから」。若手の発奮を求める一方で、停滞ムードに新たな風を吹き込むロジャースへの期待が高まる。