新外国人・ロジャースと契約合意 公式戦出場は球宴明けの見通し
阪神は1日、パイレーツ傘下3Aのジェイソン・ロジャース内野手(29)と契約合意したことを発表した。
ロジャースは2010年ドラフトでブルワーズから32巡目で指名を受け、14年9月にメジャーデビューを果たした。14~16年プレーし、メジャー通算成績は117試合、打率・258、4本塁打、18打点。15年は86試合で打率・296を残した。今季は3Aで一塁手兼指名打者として69試合に出場し、打率・289、9本塁打、34打点をマークしている。
金本監督は前日の6月30日、ロジャースについて「それにしても早よ来てほしいわ(笑)。変わり目がほしいね」と話しており、一塁での起用を示唆している。この日、報道陣に対応した阪神・高野球団本部長は「彼のタイプとしては中距離から長距離。打つことに期待を寄せて取りました」と説明。不振に苦しむタイガースの救世主となるべく、新助っ人が海を渡って来る。
7月上旬に来日予定。就労ビザの取得など諸手続が残っているため、公式戦への出場は早くてもオールスター明けとなる見通しだ。