藤浪2軍戦で危険球退場 1軍どころか「フォーム自分で直せない」

 「ウエスタン、中日7-4阪神」(2日、ナゴヤ球場)

 1軍マウンドどころではなくなった。2軍調整中の阪神・藤浪晋太郎投手(23)が先発し、頭部死球で危険球退場。「メンタルどうこうより、フォーム的におかしくなったところを、自分で直せないことが第一」と技術面による力不足を嘆いた。

 序盤から制球に苦しみ、迎えた五回のマウンドだった。1点を失い、なおも無死一塁で、144キロの直球が抜け、石垣の頭部に直撃。その場で片膝をついてうずくまる石垣に、藤浪は帽子を取り、ぼう然と立ち尽くした。

 五回途中で降板。四死球は7を数えた。エースとして期待される右腕は「少年野球から今まで(ストライクを取るという)当たり前にできてきたことができなくなっている」と首を振った。

 掛布2軍監督は「本人が納得する時間をあげた方がいい」と次回の登板予定を変更することを明かした。今後は鳴尾浜で調整させ21日からの2軍・ソフトバンク3連戦(甲子園)で再び登板させる方針。この試練、乗り越えるしかない。

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