甲子園オーロラビジョンに「トリメーター」できる!2000安打残り「50」から
通算2000安打に残り57本と迫っている阪神・鳥谷敬内野手(36)について、球団が残り50本となった時点から「トリメーター」を設置することが4日、分かった。
すでに球団の営業サイドと鳥谷本人が話し合いを重ねており、球団幹部は「なるべく本人に重圧がかからないようにして、ファンが盛り上がっていくような企画を考えている」と明かした。その一つがホーム球場で、ヒットを打つたびに残り本数をオーロラビジョンで表示していく「トリメーター」の設置。節目までの残り安打数が球場内でカウントされていくことで、ファンの認識も高まる。
生え抜き選手で在籍時に2000安打へ到達したのは、過去に藤田平氏(デイリースポーツ評論家)ただ1人。球団史上2人目の快挙が鳥谷にはかかっており、同幹部も「生え抜き選手でとなると藤田さん以来ですから。セレモニーについても、これから考えていきます」と続けた。
この日、鳥谷は新潟でのDeNA戦が雨天中止となり、球場内のブルペンで打撃練習などを行った。横浜への移動前には「天候には勝てない」と苦笑いを浮かべ、節目の記録に関しては「試合で一本一本、積み重ねていくだけなので」とクールに語った。
チーム唯一の打率・300をマークし、今季の横浜スタジアムでは打率・357と好相性を誇っている。背番号1が着実にヒットを積み重ねていけば、間違いなくチームの再加速につながっていく。