メッセ今季3度目“開幕”任せた!ローテ再編、鯉倒&逆転Vへフル回転や
阪神が後半戦開幕となる17日からの広島3連戦(甲子園)に向けて、ローテーションを再編することが14日、分かった。香田投手コーチは「広島に勝たないことには上にいけない」と説明。初戦をメッセンジャーに託し、フル回転で必勝を狙う。
残り64試合。首位・広島と8ゲーム差で後半戦が始まる。軸となるのは、やはりエースだ。3月31日のシーズン開幕戦(マツダ)、交流戦明けでリーグ戦が再開した6月23日(同)に続いて、広島を相手に3度目の“開幕投手”を務める。この日はキャッチボールの後、室内練習場で調整。意気込みを語った。
「タイガースの野球を続けられたら、ゲーム差は詰まってくるだろう。ひっくり返せるチャンスはまだある」
初戦登板後は中5日で23日のヤクルト戦(神宮)に回る予定。現在、3週連続中5日で登板しており「心も体もいいリズムで調整できている。このリズムで投げたいね」とチームに貢献する覚悟だ。同カード初戦の21日に先発する秋山と2人、フル稼働で戦う。
広島との直接対決は残り14試合。今後は投手の状態、相性を考えながらぶつけていく。「上にいるのは広島なので。広島に勝てるような人たちに行ってもらう」と香田コーチ。メッセンジャー&秋山を中心に、首位狩りローテで逆転優勝を狙う。