西岡が復帰戦で安打 左アキレス腱断裂から復帰 昨年7月20日以来

5回、中前打を放つ西岡
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 「阪神-広島」(17日、甲子園球場)

 左アキレス腱断裂から復帰した阪神の西岡剛内野手(32)が、1軍復帰戦で昨年7月20日以来の安打を放った。

 左アキレス腱断裂の大ケガから、362日ぶりに1軍の舞台へ帰ってきた西岡。久しぶりの快音が甲子園中に響き渡ったのは、五回だった。

 カウント2-2からの5球目。外角の低目のチェンジアップをにうまくバットを合わせて中前へはじき返した。ともした「H」ランプに、大観衆からは鳴り止まない拍手が送られた。

 1打席目は一ゴロ。2打席目は見逃し三振に倒れたが、いきなりセーフティーバントを試みるなど、西岡らしいプレーに虎党からは惜しみない声援が届けられた。

 この日は「1番・一塁」で、362日ぶりの先発出場。一塁での出場は、プロ13年目、1069試合目で初めてのことだった。

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