ロジャース来日初安打&初打点!八回に中前2点適時打
「阪神-広島」(18日、甲子園球場)
阪神に新加入したジェイソン・ロジャース内野手(29)=前パイレーツ傘下3A=が八回、1死満塁の好機で中前に2点適時打。劣勢の展開だったが、来日初安打&初打点をマークして、球場を盛りあげた。
この日、「右脇腹の筋挫傷」で抹消された糸井に代わる形で、「3番・一塁」で先発出場し、甲子園デビューを果たした。初打席は遊ゴロに倒れると、四回は三ゴロ、六回は右飛に倒れていたが、八回の第4打席だった。
1死満塁から上本が死球を受け、1点をかえした。さらに続く好機で打席にロジャース。代わったばかりの広島・中崎に対して1ボールから2球目。外角の128キロスライダーをフルスイングした。打球は飛び付く遊撃・田中の右を抜け、中前に。二走・西岡も一気に生還した。
序盤から大量リードを許した一戦で、助っ人が意地の一打を放って見せ場を作った。