金本監督 中谷&大山弾 景気よくロードへ「いいもの出して」

 「阪神10-3DeNA」(27日、甲子園球場)

 阪神の旅立ちを前に、六甲おろしの大合唱が背中を押してくれた。夏のロード前最後の甲子園の一戦で、鮮やかな逆転勝利。八回には7得点のビッグイニングも作った流れに、金本監督も笑みを浮かべた。

 「俊介も2回出塁して、中谷と大山も一発で。試合をもらったような一発で。本当によくやってくれました」

 福留、西岡に加えて上本もベンチスタートさせ、俊介と北條の1、2番というオーダーも勝利につながった。さらに、前日に守備でミスのあった大山に一発が生まれ、打撃で精彩を欠いていた高山も代打で走者一掃の3点二塁打を放つなど、はずみの付く勝ち方となった。

 「どんどんいいものをね、セールスポイントというか。中谷なら長打力、大山なら選球眼とか長打力とか、どんどんいいものを出してほしい」

 途中、降雨の影響で40分の中断を挟むという思わぬ展開となったが、ファンの声援に応えた結果に。これでDeNAと同率ながら再び2位に浮上。次に甲子園で戦うのは、8月29日のヤクルト戦だ。

 「今はロードという時代じゃないですけど、一戦一戦がんばります」と金本監督。1カ月後、チームの熱さも保ったまま、必ず笑顔でここに帰ってくる。

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