岩貞、小野、岩田で初鯉料理!広島戦未勝利トリオでもローテ変えん 

 投内連係をする岩田
3枚

 未勝利返上ローテや!!阪神は1日から始まる首位・広島との3連戦に、順番通り岩貞祐太投手(25)、小野泰己投手(23)、岩田稔投手(33)の3人をぶつける。中5日で秋山を起用するプランなどもあったが、金本監督は「いいボールを投げて抑え込んでくれたら」と期待。3人はいずれも今季広島戦未勝利だが、全幅の信頼でマウンドに送り出す。

 動かない。「打倒・広島」のテーマは不動心。1日から3連戦を迎える。10差をはね返すには爆発的な力が必要。金本監督はローテを再編せず、順番通りに岩貞、小野、岩田に託すと決めた。臆せず挑め-が指揮官のメッセージ。まずは先陣を切る若手2人に期待した。

 「いいボールを投げて抑え込んでくれたらね。結果は結果として。やっぱり若い投手は、どれだけいい球を投げ込めるかと。そこしか見てないからね」

 岩田は今季対戦機会なく、小野は7月19日に5回1/3を2失点だった。岩貞は3度の登板で0勝2敗。昨季も6試合で0勝4敗など、通算13試合の登板で0勝8敗、防御率6・15と同戦での勝ち星がない。3人はいずれも今季広島戦未勝利だが「それもあまり気にせずね」と監督は言う。

 勝ってないなら、勝てばいい。3人はこの日の練習後一様に、並々ならぬ覚悟を明かした。岩貞は「もう後がないので」と背水覚悟で挑んだ前回・25日のDeNA戦で8回3安打1失点と好投。打線の援護なく7敗目(4勝)を喫したが、復調を感じさせるには十分な投球だった。原点回帰を忘れない。

 「前回同様、ラスト登板というか。結果が求められる。初心に帰って自分の球を信じて投げたい」。指揮官の言葉に呼応するように、続けて口にしたのは気持ちの勝負だ。「今まで警戒しての投球だった。あしたはいい球を。(相手にとって)いいゾーンでも、打ち損じさせるように」。攻め抜いた先に勝利があると信じて投げる。

 小野も続く。「一人一人と勝負しないといけない。しっかり勝負球を意識して投げたいです」。赤一色に染まるアウェー球場も気にしない。「広島ファンは多いと思いますが、その中で自分の投球ができるように」。若い力で弾みを付ける。攻める気持ちは忘れない。

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