糸井に期待…掛布監督「宇宙人見せて」 15日の実戦復帰へ準備万端
右脇腹筋挫傷で2軍調整中の阪神・糸井嘉男外野手(36)が13日、故障後初めてシートノックに入り、走塁練習も行った。守りや走りに不安要素はないもようで、15日のウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)での実戦復帰に向けて、状態は整った。
シートノックでは右翼の守備に就いた糸井。計4球をミスなく捕球し、二塁、三塁、本塁へと送球していった。守りで軽快な動きを見せた後には、10日から再開したフリー打撃を開始。37スイングで7本の柵越えで、規格外の打球をこの日も連発した。
さらにバットをベンチに置くと、今度はトレーナーと共に一塁ベース付近へ。すると、マウンドに投手がいることを想定しながらスタートを切り、二塁への走塁を繰り返した。
守備や走塁に関して「問題ない。打つ方の心配だけでしょ」と掛布2軍監督。15日の出場については「自由にしてくれと。“宇宙人”っていうところを見せてくれよ」と笑顔で期待を寄せた。